冒険の夢占い
冒険の夢は、日常への変化を望んでいる気持ちが強く表れています。
これには2種類あって、1つめは今の状況に満足はしているものの新しい世界にとびこんだらどうなるかな、楽しいのかなと新しい自分に妄想レベルで期待をしている夢です。夢の中で、冒険をすることで満足できるような、目的をかなえたいという願望レベルは低いものです。
何かを変える必要性までは感じられませんが、1つ生活の中に新しい要素を取り入れることで、より気持ちが豊かになるでしょう。
もう1つは「今の場所から逃げ出したい」というネガティブな理由からのもので、こちらはかなえたい気持ちが高めです。今の状況やあなたの気持ち、夢の中で感じたことから、こちらの方があてはまっていると思い当たる方は、ストレスの元になっているものをなくすタイプの生活の変化が望ましいでしょう。
ただ、そうだからといってストレスの元となる人がいなくなったり、仕事をすぐに変えたりできる訳ではないですよね。あなたの感じ方、捉え方を変えてみてはいかがでしょうか。
冒険が楽しい!夢占い
夢の中での冒険を楽しい!と感じていたのであれば、今の生活や環境に対して、あまり未練もないほど変わりたい、変えたい願望が強くなってきているのでしょう。
今の生活を退屈に感じているようです。好きなことをして過ごしたい、という気持ちがあふれて夢に出てきています。
無理をすることはありませんが、行き当たりばったりに行動することは勇気ではありません。どんな冒険であれ、必ず準備は必要です。これから時間をかけて、今の生活から抜け出し、好きなことをしながら生活できる方法を探しながら計画的に準備をしてみてはいかがでしょうか。
例えば、資格をとったり、習い事をすることもそうですが、昔からしたかったことや小さな頃からの夢に注目して、転職を考えることもおすすめです。今よりずっと楽しい生活が始まるかもしれません。夢の中での楽しい、と感じた気持ちがあなたを後押ししてくれるはずです。
冒険で戦う夢の夢占い
冒険で戦う夢は、基本的には変わりたい願望があるのですが、戦いの場面でどのような行動をとっていたかによってこの夢の解釈は異なります。
パーティーの中で率先して戦っていたのであれば、、みんなの前で活躍したい気持ちの表れです。普段から何か納得のいかないことがあってそこに一石を投じたい気持ちをもっているのでしょう。あなたが望んでいるのは、あなた自身のための戦いというよりはみんなのためになるような戦いのようです。この夢は、もっと周りを巻き込み協力者を得るようなメッセージを持っています。
また戦ってはいるけれども後ろにいたり、仲間だけが戦っている夢だった場合には、あなたが自分には戦う勇気を持ち合わせていないと思っていることをあらわしています。大多数の中の1人になりたいという願望が表れており、目立つことはしたくないけれどももっと大人になりたいという願望があらわれています。言いたいけれどいえないことがあり、ストレスを抱えているのではないでしょうか。直接相手にいえるようになればもっと楽な気持ちになれるはずです。少しずつでいいので、あなたなりの方法を見つけましょう。
冒険から逃げる夢占い
冒険で逃げる夢の意味は、冒険と呼ばれるような刺激的な生活を求めている反面、今の環境が気に入ってもいるようです。環境を変えたいけれど、誰かやってくれないかな。という他人任せな気持ちがあることが夢に現れています。この夢は、あなたからの働きかけであなたの周りを変えることにこそ良いことが起きる、そう知らせてくれている夢でもあります。
誰かの考えに賛成することは良いことで、あなたの味方を増やしてくれるでしょう。ただ、あなたの本当の意見を閉じ込めることと同じものではありません。特に、違うと思った時には、あなた自身の考えをはっきりと主張しましょう。
冒険はしたいけれども、危険を冒すのはいや。そう思う気持ちもわからなくもありませんが、あなたの本音は大きなチャレンジをしたいようですよ。SNSなど自分の意見を外側に発信する場所をつくると良さそうです。
さらに詳しく
逃げる夢にはあなたの深層心理が隠されているかもしれません。
冒険の謎解き 夢占い
謎解きで冒険をする夢は、小さな変化がほしいという夢です。
今いる場所から抜け出して大冒険がしたい!というよりは、身近な環境でプチ冒険がしたいという気持ちが表れています。休日に近場で新しいお店の開拓をしてみたり、習い事の体験にいってみたり、ライブやイベントに参加してみたり、ちょっとだけ特別なことをしてみるのがおすすめです。
また、誰かと協力して何かをなしとげたい気持ちのあらわれでもあります。同じ目標に向かってがんばる仲間がいると、冒険をするのでも安心できますよね。まずは、今いる周りの人との関係を見直してみましょう。もっと仲良くなりたいと思う相手がいたらあなたから積極的に話しかけることで、その相手と仲良くなれるだけでなくそこからあなたの世界が大きく広がる予感があります。
ゲームの世界に登場するような山岳地帯を冒険する夢
あずきさん(32歳/女性)
ファイナルファンタジーなどのRPG(ロールプレイングゲーム)のシリーズに出てきそうな感じの、山岳地帯の中にポツンとある祠(ほこら)みたいなところをウロウロする夢です。夢に登場するのは自分一人だけで、視点も自分の目から世界を観ている、といった感じです。映像は鮮明ではなくぼんやりした感じで、白黒ではないのですがどうもはっきりとはしていません。
夢を見ている間は夢だとは気づかず、無意識下で冒険に集中している感じです。祠の周りには緑の樹木が生い茂り、辺りには家一軒ないような場所です。それで、この祠もどこか浮いているような雰囲気だと、夢の中で漠然と思いました。宝物か何か探しているような気もしていましたが、モンスターとの闘いや仲間との出会いといったこともなく、目覚めてしまいました。
ファイナルファンタジーⅦの記憶から来るイメージ
あずきさん
この夢は気がついたら年に1回くらいのペースで観ていて、自分でも気になっていました。ファイナルファンタジーのシリーズは特に7が一番好きで、結構ハマっていました。なので、ゲームの世界が記憶のどこかに刻まれていて、繰り返し夢に出てくるのかと思っています。今はもうゲームはほとんどしないのですが。
ゲームをやっていたからゲームの夢を見た。という意味ではないのです。
夢のイメージとして、あずきさんの言う通り「ファイナルファンタジーⅦ」をプレイした記憶を元に構成されたイメージなのでしょう。
このように、日常の中で目にしたものを媒介といて夢を見ることはよくあることですが、単純に「ゲームをやったからその夢を見た」と言い切れない部分があります。
さらに言い方を変えると、「ファイナルファンタジーⅦのイメージを使って夢を見せることで、何かを気にしてくれるのではないか?」というニュアンスで夢を見ている場合があるという意味です。
もちろんこれはわかりやすく例えたものであって、夢自体がそのような意思を持っているという意味ではありません。
そこから考えてみると、あずさんの夢はゲームに似ているけどゲームの世界とは別だということです。ファイナルファンタジーの俯瞰視点ではなく、自分視点であったり、モンスターも戦いも仲間もいない中、ただうろうろしているだけのゲームはプレイしていないということです。
現実と妄想の境界線がはっきりと区別されている
ゲームは、完全に世界に入り込んでプレイするタイプと、現実と境界線をしっかり分けたうえでプレイするタイプがいたとします。
あずきさんの場合は後者の「現実とゲームの境界線」を別けて考えるタイプと見受けられるのですが、その理由として、ゲームの中では多くの体験や戦い、仲間やイベント、世界やアイテムが登場しますが「いまプレイしているのは私ひとり」という感覚をどこかで持っていて、本当はもっと没頭したいけど、ついつい現実的なことまで考えてしまっているような傾向があるのではないでしょうか?
ある種完成された箱庭の中を冒険はしているものの、ふと孤独を感じてしまうのかもしれません。どことなく感じた印象として「もっとゲームの世界に入り込みたい」という願望のあらわれを感じました。
現実から逃れたいという願望
ゲームの世界に入り込みたいという願望は、何もゲームの世界だけではなく、現実から逃れたいというあらわれも意味します。
本当はファイナルファンタジーⅦの世界である必要もなく、ただ自分の求める世界にいつまでもいたい、でもそれが実現できないという儚さがイメージにあらわれているのではないでしょうか。
夢見がちと言ってしまえばそうなのですが、誰でも自分の求める環境を望むことは当たり前のようにある感情で、シンプルに、他の人よりも求めている環境のイメージが強いだけのことなのでネガティブでも悪いことでもありません。
ただ、自分の求める環境には届かないというマイナスのイメージを持っていたとすると、それはあまり良いことではありません。夢でもなんでもなく、自分の手でそのような世界を構築することは現実的に叶うということを知っておくと良いでしょう。
ここで考えるべきポイントとして、「ゲームの世界に入れます」と言っているのではなく、自分の想像した環境は作り出せるということです。さらに言ってしまえば、逃れたい現実から逃れることも、居続けることも自由だということと、逃れることはマイナスでもネガティブでもなんでもなく、前に進むために必要な原動力になるということを知っていただければと思います。
ゲームの世界に入り込む夢から考察!そのあとに取るべき行動とは?
夢から得た情報を元に考えてみると、あずきさんの場合、とにかくのめり込める何かを見つけてみることをおすすめします。
どこか冷静で、どっぷりとハマることに対して若干の抵抗感を持っているかもしれませんが、好きなことにハマることは誰も否定できないことです。仮に否定する相手がいたとしても構う必要はありません。
その相手のために自分の好きなことを否定するほどくだらないことはないので、あなたはあなたが信じた大切にできる何かを探し出すことを意識してみてください。
とことん何かを好きになり、その世界に入り込むことで、あなただけの経験を手にすることができます。その経験を自分のこととして、とにかく大切にして温めてみることで、とても面白いことが起こる可能性が高まります。